わたしは栞を挟まない|四つ葉の読書ブログ

きままな娘、わがままな母/藤堂 志津子【レビュー】

★★★★

藤堂志津子さんの短編集です。

「オフィスはうちに、と母誘う」「なぜ別れるの、と母が泣く」「お墓を買おう、と母はしゃぐ」「孫がほしい、と母の目輝く」「ざまをみろ、と母笑う」「「理想の嫁」に母よろめく」の全6話で構成された家族小説です。

どのエピソードも身近に起こりそうな事柄で面白く読めました。

娘・沙良(37歳・独身・インテリアコーディネーター) 母・駒子(62歳・未亡人・パート勤務)七年前に亡くなった父、家を離れて一人暮らししている弟、それぞれの人物描写が丁寧で脳内映像がくっきりと浮かび上がりました。

家族故の確執は多々あるけれど、それでもやっぱり家族っていいなぁ~と
ほのぼのと幸せな気持ちになれる作品です。




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