★★★★
この作品の前作「殺してもいい命」が面白かったので再びこの著者の本を手に取りました。
前作とは全く毛色の違う作品でこれも又良かったです!
「エレベーター」「犯人はニューカレドニア」「ニュー彼トニー」
「「きょう」は「ひきょう」の「きょう」」「ハッピーエンド」の5篇で構成された連作短編集
それぞれの人生のエピソードも面白く読めましたが、出会うはずのない人達がニューカレドニアがキーワードになり出会い繋がって行く伏線が見事でした。
この著者の作品は文章も読みやすいけれどテンポの良い会話がとても良い味を出していると思います。
読後感も良かったです!ニューカレドニアに行きたくなってしまいました。
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」
ブクログ BEST USER AWARD 2023 Silver賞