★★★★
林真理子さんの長編小説です。
さすが林真理子さん!
この手の女性心理を描かせたら本当に上手い
飽きる事無くあっと言う間に355ページ読み終える事が出来ました。
ミズホテレビに勤務する柳沢美季子は42歳
「アラフォー」と世間では言われる年頃の女子アナだ。
親友の美里は結婚・離婚そして病気と人生を歩んで行き、そして当の本人も仕事・恋愛・結婚・出産等の壁に真正面からぶつかりそして選択して行く。
凡庸なテーマでありながら全く飽きないのは、女子アナの世界がかなりリアリティ豊かに描かれていたり女性心理がイジワルな程、正直に描かれているからかもしれない。
読後感も良く、文句なしに面白かったです。

はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」