わたしは栞を挟まない|四つ葉の読書ブログ

ネコと昼寝/群 ようこ【レビュー】

★★★

群ようこさんの「れんげ荘」シリーズの第3弾になります。

第1弾・第2弾を読んでいなくても差し支えなく読める内容となっています。

主人公はキョウコ
都内の古い安アパート「れんげ荘」で自由気ままなひとり暮らしを満喫している女性です。

読書をしたり、美術館や図書館へ行ったり、隣のクマガイさんとお喋りしたり近所のネコと仲良くお昼寝したりと穏やかな日常を送ります。

派手な出来事は起きないけれど、人と揉める事のない平穏な日々は羨ましい限りです。
将来への不安を多少感じつつも、貯金額の残高を考え、ひと月に使うお金を決めてきちんと生活中

昭和を回想させる雰囲気の古いれんげ荘が絶えず脳内映像で描かれていました。

トイレとシャワーは共同と言う環境ですがキョウコ、クマガイさん、コナツ、チユキ
それぞれに一人暮らしをしている女性達と程よい距離感で上手く付き合う生活に憧れます。

時々キョウコの部屋に気まぐれに訪れるネコも本当に実在しそうで
微笑ましい描写に心が和みました。

キョウコと母親が上手く行かず、微妙な空気感が流れる場面もリアリティーを感じました。

ただラストが唐突に終わってしまい、ドラマの良い所で続く~になってしまった感じが残念。
先が気になります。




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