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スマホを落としただけなのに 戦慄するメガロポリス/志駕 晃【レビュー】

★★★

「スマホを落としただけなのに」シリーズ第3弾。

OLの粟野有希が公園に落ちていたスマホを拾う所から物語は始まる。
落とし主は20代後半、好青年風の瀧島慎一。

無事にスマホを返したのだが、それを機に有希の周りでは不可解な出来事が起こり始める。

序盤は登場人物を身近に感じ面白く読めていたが、東京オリンピック開会式に向けてのサイバーテロ、韓国でのスパイ行為、1作目に登場したサイコパス・浦井の麻美への病的な執着など様々な要素が入り乱れ徐々にスケールアップし脳内が混乱して行った。

今後はスマホを落とすのも拾うのも怖くなる。




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