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群さんが20年前、マンションの片隅で保護した子ネコ、しいちゃんとの日常を描いたエッセイです。
子供の頃から犬飼いの私にとって猫との生活は新鮮に感じました。
キャットフードの懐石食い、爪切り問題、湿度問題etc
群さんとしいちゃんとの関係性も面白く、その姿が目に浮かび微笑ましかったです。
ただ同じエピソードの繰り返しが多く、最初から最後まで同じテンポで語られていて全く起伏がないので、エッセイと言えども盛り上がりに欠けて中盤以降は退屈な感じになってしまいました。
御年19歳と言う事で、元気で長生きして欲しいなと思います。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。