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「受取人、不在につき」「知らない私」「雨雲」「回想電車」ほんのり怖い4編が収録されています。
1996年から1999年までに角川ホラー文庫等に掲載された短篇と言う事もあり既に読んでいる作品もありました。
本作も『砂に書いた名前 (赤川次郎 ホラーの迷宮)』同様、文字が大き目で漢字には全てルビがふってあります。
終始ドキドキする「雨雲」や不思議な体験にソワソワする「回想電車」等、どの作品も読みやすく読書の面白さを味わう事が出来ると思います。
怖さは控えめなので夜でも大丈夫。
これから読書を始めたい小中学生にオススメ。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。