わたしは栞を挟まない|sayuriの読書ブログ

大家さんと僕/矢部 太郎【レビュー】

★★★★

図書館で予約しようとしたら300人待ちだったので購入しました。

お笑いコンビ「カラテカ」の矢部さんと伊勢丹大好きな大家さんとの“2人暮らし”を描いた、ほっこり感満載のコミックエッセイ。

これがほっこりだけではなく、優しさとユーモアと悲しみと切なさに溢れていて堪らない。

人と人との巡り合わせ、素敵な縁を感じ胸が温かい気持ちで満たされた。

始めは距離感に戸惑っていた矢部さんだが、少しづつ87歳の大家さんの心に寄り添う様になって行く変化が人間らしくて嬉しくなる。

敬意と想像力があれば仲良くなるのに年の差なんて関係ないのだ。




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