★★
中山 七里さんの学園ミステリー。
学園一のアイドル・雨宮楓(あまみや かえで)が美術室の4階から転落死する。
事故か、自殺か、事件か。
クラスメートの慎也とその従兄弟の刑事・葛城公彦が真相究明に乗り出します。
冒頭からショッキングな始まりで気を惹かれましたが
途中からは捜査と言うより演劇部の活動内容が主体となりミステリー要素は少な目です。
サラサラと読めますが、ライトを通り越して内容が薄い印象。
どんでん返しもあるにはあるけれど動機が弱すぎて共感する事も出来ず読了。
最後の〆も軽すぎて物足りない読後感となり残念でした。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。