★★★★
「スピードキング」「妖精たちの時間」「あなたによく似た機械」「僕と彼女と牛男のレシピ」
「君を守るために、」「ダブルトラブルギャンブル」「人生はパイナップル」7話収録の短編集。
本作も、荻原さんらしい温かさと優しさ溢れる作品集でした。
印象に残ったのは、同窓会での出来事を描いた「妖精たちの時間」
高校を卒業して20年が経ち、それぞれの今の人生がリアルに描かれている。
大人になった今だからこそ素直に言えるって事あるよね。
SF要素を盛り込んだ夫婦の物語「あなたによく似た機械」は切ない気持ちになったが、そこには愛を感じた。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。