わたしは栞を挟まない|よつばの読書ブログ

純喫茶パオーン/椰月 美智子【レビュー】

★★★

「ライヤーミラー」「あまのじゃくだな、のっぺらぼう」「パオーンは永遠に」
3話収録の連作短編集。

1話毎に主人公の来人が小学5年・中学1年・大学1年と成長して行く。

物語の舞台は来人の祖父母が営む創業50年の純喫茶パオーン。

ゾウの雄叫び、『パオーン』程の威力も意味もなく、内容は純喫茶で起きるほのぼのエピソードが中心。

来人と幼馴染の圭一郎、琉生、少年3人組の日常は子供時代の自分を思い出してどこかノスタルジック。
おばあちゃんの作る素朴なメニューも昭和を思い起こさせる懐かしさがある。

YA向けのほっこり系ストーリー。




  • 人気のレビュー
  • 関連するレビュー

気軽にコメントどうぞ

*
*
* (公開されません)