★★★
決して幸せな気持ちになれるわけでもないのに何故か手に取ってしまう桜木作品。
桜木さんが北海道生まれと言う事もあり作品の舞台には北海道が多いのですが本作は沖縄が舞台となっています。
しかし場所が変われど、文中から滲み出て来る陰鬱さはそのままで、脳内ではグレーと言うより限りなく黒に近い灰色のどんよりした空気が流れ、暗さと刹那的雰囲気が迫って来ます。
路地裏で身体を売っているツキヨが義父から受けた性的行為が気持ち悪い。
元歯科医の万次郎と、彼と同居するヒロキもみんな闇を持つ。
光まで5分のタイトルが意味する物は希望なのか?

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。