★★★★
「100万回生きたねこ」で有名な佐野 洋子さんのエッセイです。
佐野 洋子さんは2010年の11月に永眠されましたがこの著書は没後に見つかった未発表作品を集めて書籍化されたものです。
全部で18のエッセイでどれも日常のひとこまを切り取った様なエッセイですがそこには子供を見守るお母さんの優しさや温かさが感じられホッとさせられます。
あとがきには息子さんの言葉が綴られていて、そこにもお母さんに対する愛情を感じます。
親が亡くなった後でもこうして親子の絆を感じる事が出来るのは幸せですね。
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」
ブクログ BEST USER AWARD 2023 Silver賞