わたしは栞を挟まない|四つ葉の読書ブログ

未来/湊 かなえ【レビュー】

★★★★

445ページという分厚さの書き下ろし長編。
装丁の美しさとは真逆で内容はどこまでもブラック
顔面コンプレックス、イジメ、DV、性的虐待、AVなど、容赦のない「イヤ」なエピソード続き、まさしくこれは「黒湊」

序盤はあまり勢いがなく、そしてエピソードⅡで全く異なる小説の様な違和感を感じながら読み進めて行くと終盤には全ての謎が解けてパズルのピースがぴたりと収まった印象。
ただ智恵理に関してはもう少し掘り下げて欲しかった。

ラストに一筋の光は見えるもののややとってつけた感じも残ったので
エピソードを絞り全体を凝縮させた方が良かったように感じた。




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