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二人の親を見送って/岸本 葉子【レビュー】

★★★

父を亡くした後、深い喪失感に襲われた自分
更に将来母までと想像しただけでそれだけで不安になります。

タイトル「二人の親を見送って」に心を惹かれ手に取りました。

80近いエッセイが収録されていますが、そこには二人の親を見送った著者の素直な思いが書かれていて読み入りました。

又著者自身の闘病であったり、日々の生活、食事に関しての話であったり、興味深い内容が多々ありました。

「おわりに」に書かれていた最後の言葉 
>想像は今現在の想像でしかなく、未来は常に変わり得る、の言葉が深く心に残りました。




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