★★★
父を亡くした後、深い喪失感に襲われた自分
更に将来母までと想像しただけでそれだけで不安になります。
タイトル「二人の親を見送って」に心を惹かれ手に取りました。
80近いエッセイが収録されていますが、そこには二人の親を見送った著者の素直な思いが書かれていて読み入りました。
又著者自身の闘病であったり、日々の生活、食事に関しての話であったり、興味深い内容が多々ありました。
「おわりに」に書かれていた最後の言葉
>想像は今現在の想像でしかなく、未来は常に変わり得る、の言葉が深く心に残りました。

はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」