★★★★
犯罪の香りがプンプンするタイトル。
彼女たち一体何をやっちまったの?とドキドキしながら読み進めた。
それダメなやつじゃん!
誰一人幸せになれない未来がたやすく想像出来るのに何故?
容姿にも恵まれ裕福な家庭で育った詩織と、ブサイクで貧乏、性格にも難ありの紀子
互いにメリットを見出しながら親友になった二人だが、その信頼関係はいつしか憎悪に変わって行く。
二人を含め登場人物全員が癖が強すぎて良い人が誰も出て来ない。
人間って間違う事なんて多々ある。
でも形を変えて跳ね返って来る代償は重い。
初読みの作家さんだったが一気に読めた。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。