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熱帯/森見 登美彦【レビュー】

★★

「沈黙読書会」「学団の男」「満月の魔女」「不可視の群島」「『熱帯』の誕生」「後記」で構成された長編小説。

523ページの分厚さに少々怯みながら初めての森見さん。

誰一人として最後まで読み切った事がないと言う謎の小説「熱帯」を巡っての物語。

文章も読みやすくテンポも良いので第三章までは順調に読み進めて行ったけれど、どうも面白さが解らない。

そして第四章、物語の中の物語的内容から更に解らなさは増して行き自分自身が熱帯の中で迷子状態になりました。

ハマる人にはハマる作品だと思うけれど、私には残念ながら面白いと思えなかった。




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