★★★
『捨てる』『毒殺協奏曲』『隠す』『迷: まよう・惑: まどう』に続くアミの会(仮)第5弾。
今回は13人のゲストを招いて全25作、文庫書き下ろしとなっています。
テーマは「怪」
ホラー、ミステリ、サスペンスと多種多様な物語がショートショートで展開されています。
印象に残ったのは芦沢 央さんの「母校」新津きよみさんの「グリーフケア」
彩瀬まるさんの「甘い種」福田和代さんの「記憶」
光原百合さんの「夕暮れ色のビー玉」近藤史恵さんの「私のスペア」
25編もあり初読みの作者さんもいて新鮮ではありますが、初期の様な女性作家による10編程度の方がよりインパクトがあって充実した1冊の本となっている様な気がしました。

はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」