わたしは栞を挟まない|四つ葉の読書ブログ

神隠しの教室/山本 悦子【レビュー】

★★★★

初読みの作家さん

児童書ですが、381ページもある分厚い本です。
ページ数は多いですが、解りやすい言葉と丁寧な文章、興味をそそられる内容でサラサラと一気に読めました。

家庭に問題を抱えている小学1年生から6年生までの男女5人が
通っていた学校から突然もうひとつの学校に消えてしまいます。
冒頭から漂流教室を思いだし気になる展開です。

現代における問題、いじめ、家庭不和、虐待、ネグレクトなどがテーマになっていて
それぞれの子供達の悩み、葛藤、心の揺れが丁寧に描かれていて大人として考えさせられる場面が多々ありました。

ファンタジー要素もあるので、重苦しいだけではなく楽しめる箇所もあり
バランスの取れた子供から大人まで楽しめるエンタメに仕上がっていてとても読み応えのある作品でした。
面白かったです。




  • 人気のレビュー
  • 関連するレビュー

気軽にコメントどうぞ

*
*
* (公開されません)