★★
市川 拓司さんの長編小説です。
主人公はタイトルにもなっている南川 桃(みなみかわもも)と佐々時朗(ささときお)
15歳の二人の純愛小説です。
二人が抱える家族の問題だったり、今時のクラス内でのカースト制度、いじめなども出て来ますが、全体的に優しい雰囲気でストーリーが展開して行きます。
説明的な文章が丁寧でもある反面、若干のよみづらさもありましたが、昭和を想い起こさせる様なノスタルジックな印象の作品でした。
いつの日かきっと二人が再会しますように。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。