わたしは栞を挟まない|四つ葉の読書ブログ

カゲロボ/木皿 泉【レビュー】

★★★

「はだ」「あし」「めぇ」「こえ」「ゆび」「かお」「あせ」「かげ」「きず」9話収録の短編集。

SFとファンタジーをミックスさせたような短編だがどの物語にも毒や悪意が潜んでいて心がザワついた。

都市伝説になっているカゲロボはみんなを見守っているのか、はたまた見張っているのか、その正体が気になる『はだ』

陰険な中学生男子のイジメと奇妙な行動を描いた『あし』は心が波立つ。

映画のエキストラで認知症の徘徊老人を演じる事になった主人公の意外な結末に驚かされる『めぇ』等
不穏と薄気味悪さ、不思議な世界観の中に救いも感じる作品集。




  • 人気のレビュー
  • 関連するレビュー

気軽にコメントどうぞ

*
*
* (公開されません)