★★★★
柴門さんが描く令和の家族の形。
3巻は1冊丸ごと多加木ファミリーに起きた出来事が描かれる。
2巻の最後で元カノに心が動いた夫だったが、3巻では妻と元カノ、二人の女性の間で更に心が揺さぶられる。
長年隠していた妻の秘密が明らかになったり、息子の結婚相手・知佐恵が元AV女優だった事にショックを受けたりと、家庭内に次々と波風が立ち落ち着かない多加木家。
それでもなんとか前へ進もうと思った矢先に起きた悲劇。
184頁で思わず息を呑む。
その後、知佐恵の日記に記された赤裸々な本音に唖然のち感涙。
3巻はジェットコースター的展開。
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」
ブクログ BEST USER AWARD 2023 Silver賞