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彼女の遺言/新津 きよみ【レビュー】

★★★

新刊が出ると欠かさず読んでいる新津きよみさん

今回はタイムスリップ物の文庫書き下ろし長編です。

54歳で亡くなった親友、啓子からの遺品を受け取った宏美
その遺品は「梅酢」、この梅酢で10円玉を磨くとその製造年に5時間だけ意識が戻ります。

タイムスリップに「梅酢」と言う小道具も中々渋いと思いながら読み始めましたが主人公、宏美のタイムスリップ先での言動にハラハラしつつ果たして過去や未来を変える事が出来るのかが気になりあっと言う間に読了

歴史を変えてはいけないと思いながらも親友や息子の為に孤軍奮闘する宏美に共感する場面もありましたしタイムスリップ先で同じくタイムスリップして来た啓子と出会うシチュエーションは新鮮ではありました。

ただエピソードが多く多少詰め込み過ぎた様な感があり全体としての印象が薄くなった事が残念でした。




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