わたしは栞を挟まない|よつばの読書ブログ

血/新堂 冬樹【レビュー】

★★★

435ページもある長編ですが読みやすさもありあっと言う間に読了しました。

主人公は15歳の女子高生・本庄沙耶
沙耶の家族、親戚、全て自己中心的で、どうしようもない人間ばかりです。

そして沙耶の行く先々で起こる不審死と殺人事件

内容の重さとは裏腹に登場人物達のキャラがあまりにも幼稚でくさくて、その人物描写に思わず笑ってしまう場面が多々ありました。

共感は出来ない物の沙耶に感情移入しながら読み続けていたのでラストの展開があっけなさ過ぎて物足りない感じが残りました。




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