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始まりの家/蓮見 恭子【レビュー】

★★

蓮見 恭子さん 初読みです。

幼い時の病気が原因で子供を持つ事が出来なくなった宇奈月家の四女・葉月
悩んだ末に母親の益美に代理出産を依頼します。

代理出産がテーマだと思い冒頭から惹き込まれて読み進めて行きましたが、徐々に話の流れが変わり、宇奈月家全体の家族小説なんだと気付かされます。

宇奈月家、母親の益美と四女一男、それぞれの家庭が抱える問題や実家の美容院の行く末、出生の秘密とエピソードはたくさんあるのですが、逆にエピソードが多過ぎてどれも中途半端な印象が拭えませんでした。

又、深雪こと平井道子と宇奈月明のシーン、道子が絡まれた所を助ける場面では、大昔のドラマを見ている様でその当たりから面白味がなくなって行き残念でした。

全体的に読みやすい文体だったのでテーマを絞った物で読んでみたかったです。

余談ですが126ページ、6行目 「早逝の家計」は早逝の家系の間違いだと思います。




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