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209号室には知らない子供がいる/櫛木 理宇【レビュー】

★★★★

櫛木 理宇さんの連作短編集

第一話 コドモの王国
第二話 スープが冷める
第三話 父帰る
第四話 あまくてにがい
第五話 忌み箱

これら5編が収録されています。

以前読んだ「チェインドッグ」が中々面白かったので本作も手に取りましたが
イヤミスにホラー&ミステリーがミックスされていて怖いながらも最後まで面白く読めました。

表紙に描かれた209号室に住んでいる「葵 あおい」が中心となって物語が進みます。
一見「ちゃんとして」見える女性達が葵によって少しづつ歪み壊れて行きます。
第一話からインパクトがあって怖い

その他、チョコレート依存症の女性や嫁姑の話など
どこにでもいそうに見える普通の人々が葵の出現で変化して行く様にゾッとしました。

乾いた雰囲気の心理的ホラーが好きな方にオススメの1冊。




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