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無人島ロワイヤル/秋吉 理香子【レビュー】

★★★

「俺、無人島、持ってるよ」
全てはバー・アイランドのマスターが発したこの一言から始まった。

8人の常連は、それぞれが選択した3つのアイテムを手に楽園に上陸するのだが、そこで彼等を待っていたのは、命と10億円の賞金を懸けた壮絶なデス・ゲーム。

個性豊かで癖強めの登場人物達の本性が徐々に剥き出しになって行き、終盤の対決に心拍数が上がる。

一人、また一人と命を落とし、最後まで生き抜き勝利を手にするのは誰なのか。
大方の予想は付くものの、アップテンポな展開で一気に読み進める事が出来た。

秋吉さんが描くポップなサバイバル小説。




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