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妻が余命宣告されたとき、 僕は保護犬を飼うことにした/小林 孝延【レビュー】

★★★

闘病記メインだと辛いなと思ったが保護犬・福ちゃんのパートが多く穏やかな気持ちで読み進める事が出来た。

余命半年と宣告され本来なら家族一丸となってしかるべき所、家族間には不穏な空気が流れギクシャクする日々。

その流れを変えたのは、保護犬の福。
保護シェルターで静かに佇んでいた「アンズ」を家族に迎え入れ、名前を「福」に改名。
まさしく福の神のような存在で、不安定だった家族の絆を深く強固にしてくれた。

写真も満載でその表情を見ているだけで癒され幸せな気持ちになる。

誤植が多いのが残念だが、保護犬を通し命の尊さを再認識する。

※31頁4行目 誤植 告げらている 正 告げられている
 45頁7行目 誤植 いなのだが  正 いないのだが
 52頁13行目 誤植 子犬たちがの 正 子犬たちの
 58頁8行目 誤植 野犬かいる  正 野犬がいる
 113頁7行目 誤植 釘づけた  正 釘づけだ
 183頁4行目 誤植 なくって  正 なくなって
 191頁5行目 誤植 ひとずつ  正 ひとつずつ
 202頁13行目 誤植 すみこっ 正 すみっこ




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