★★★★
近未来の日本。
自動運転技術が進み、AIによる監視システムが強化され、国民はIDナンバーカードで管理される。
そんな中、指名手配犯捜しのスペシャリスト、見当たり捜査員だった元刑事が殺された。
父を亡くした少年・陸真の熱く濃密な七日間の大冒険が始まる。
陸真と親友の純也、不思議な力を持つ女性・円華、三人のキャラが立っていて絶えず脳内で映像が流れた。
ミステリとファンタジー要素もありながら、少年二人の関係性が微笑ましく、青春小説としても楽しめた。
どれだけAI化が進んでも人の感情の豊かさには及ばないだろうと感じた読後。
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」
ブクログ BEST USER AWARD 2023 Silver賞