★★★
都心の古ぼけた団地で姉と二人慎ましく暮らす15歳のみかげ。
父親はみかげが3歳の時に亡くなり、母親は男を作り姉妹二人を残し家を出る。
姉の七海は風俗で家計を支え、みかげ自身はアルバイトをしながら夜間学校へ通う日々。
社会問題が山積みで物語前半から毒親に対する怒りが高まっていった。
いつも死を意識していたみかげが団地警備員を名乗る老人と出逢った事で生まれた化学反応。
信頼出来る大人や友と巡り合い、人を助け、助けられたりしながら生きていく事の大切さを知ったみかげの心の変化が嬉しい。
切なさの中に温もりを感じる希望の物語。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。