★★★★
油断大敵。
浅倉マジックにまんまとしてやられた。
主人公はネット音痴の50代エリートサラリーマン・山縣泰介。
本人と思われるTwitterアカウントから投稿されたのは全く見に覚えのない殺人を仄めかすツイート。
ネット民によってあれよあれよと拡散されていく事実無根の情報。
SNSの恐ろしさと主人公の逃亡劇、フルスロットルで物語は突き進む。
真犯人を推理しながら訪れた後半の種明かし。
しばし脳内が混乱。
くー、逃亡劇に気を取られミスリードされていた事に全く気付けず。
人間の驕りを戒めSNSへの警鐘を鳴らすどんでん返しミステリ。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。