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4月1日のマイホーム/真梨 幸子【レビュー】

★★

ハチャメチャでドタバタな真梨劇場。
今回の舞台は、かつて大量殺人事件が起きたという噂があったアパートメントの跡地に建てられた五軒の分譲住宅。

都内とはいえ交通の便も悪く周辺環境もいまひとつ。
住人達も一癖も二癖もありそうな人達ばかり。
挨拶品から始まるマウンティングに人間関係も先が思いやられそう。

そして引っ越し早々、死体が発見され…。

殆ど会話文で構成されておりテンポは良いが品性下劣なやり取りに辟易する。
感情移入出来る人物もいなければミステリとしての面白さも感じない。

そろそろしっとりとした本格イヤミスが読みたい所。




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