★★★
エッセイ23篇に番外編「俳句甲子園観戦記/松山旅行記」と後書き、住野よるさんとの対談を加えた作品集。
渡辺優さん、小説も読みやすかったけれどエッセイも面白い。
共感出来る物もあれば全然理解出来ない物もあって、それがタイトルの並行宇宙から感じた印象と相まって納得する。
1篇目『運転』の「歩いているやつ!怖い」には思わず頷きそのオチに笑ってしまう。
コールセンターでのアルバイト経験を綴った『コルセン』は裏側が知れて面白いが、コルセンで働く方に同情しつつ絶対やりたくないなと思えた。
身近な日常に笑いをプラスしたエッセイ集。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。