★★★
マーガレット・ミッチェルの名作『風と共に去りぬ』を林真理子さんが一人称小説にアレンジした作品。
カタカナの登場人物の名前が覚えられなくて翻訳物は避けていたけれど、本作は大丈夫だった。
物語の舞台は南北戦争時代のアメリカ。
戦争なんて物には一切関心がなく興味は華やかなドレスとパーティー&男子にモテる事。
周りの女性達からどれだけ嫌われようがおかまいなし。
ヒロイン・スカーレットの言動が突き抜け過ぎていて、それが面白い。
我儘でプライドが高くてまだ若干16歳のスカーレットだが、1巻から既に波乱万丈。
今後の展開が楽しみだ。
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」
ブクログ BEST USER AWARD 2023 Silver賞