★★★★
スリリングな展開に478頁の厚みも気にならず一気読み。
日本で一番天国に近い島と呼ばれる志手島が舞台。
そこで起きる相次ぐ入水自殺と同時期に発見された巨大カマキリ。
2つの事は全く関係ないようで実は密接に結びついていた。
科学サスペンスだが科学が苦手でも全く問題ない。
脳内では森林生態系保護地域で蠢く巨大カマキリとそれを捕獲する人々、野生生物研究センターでの死闘、黒く巨大なハリガネムシがリアルに迫り恐ろしい事この上ない。
『ジョーズ』や『ジュラシックパーク』の様に映画化されたら独特の恐怖を味わえそう。
結末も容赦ない。
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」HN・よつば
松村 涼哉『僕が僕をやめる日』 第5回 レビュアー大賞 2020年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」HN・よつば
辻村 深月『かがみの孤城』 第6回レビュアー大賞 2021年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」HN・よつば
伊坂 幸太郎『逆ソクラテス』 第7回レビュアー大賞 2023年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
ブクログ BEST USER AWARD 2023 Silver賞 HN・よつば