★★★★
紙の本だからこそ味わえる驚きと感動。
これは電子書籍では不可能だ。
61歳で死去した大御所ミステリ作家・宮内彰吾が残した最後の原稿、タイトルは『世界でいちばん透きとおった物語』
宮内の愛人の子として生きてきた燈真だったが、義兄の依頼をきっかけに徐々に父親の遺稿探しにのめり込んでいく。
女癖が悪く、燈真と一切関わる事がなかった宮内の最後の作品は一体どういった内容なのか。
燈真の「知りたい」という気持ちと自分の感情がリンクし頁を捲り続けた。
作者の大仕掛けに気付き、見えなかったものが見えた瞬間、思わず感嘆のため息が出る。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。
こんにちは。
自分も「世界でいちばん透きとおった物語」読みましたよ。
とても良かったです。
トリックに驚きました。
そのうえ最後まで飽きることがありませんでしたよ。
神崎和幸様
はじめまして、こんにちは。
コメントありがとうございます。
噂には聞いていたけれど、本当に凄く手間が掛けられた作品でしたね。
紙の本を愛する気持ちまで伝わって来ました。
最期のページの仕掛けも良かったです。