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三匹の子豚/真梨 幸子【レビュー】

★★

誰もが知っているおとぎばなし『三匹の子豚』をモチーフにしたイヤミス長編。

美しい装丁と相まって、しっとりとした大人のイヤミスを期待するも、中身はエゲツナイ内容で共感も感動もなかった。

最近の真梨作品は、ややこしい物が続いているので、登場人物が1人増えるたびに脳内にインプットしながら読み進めるも、物語の展開と共に、時系列も人物の繋がりも混乱して行った。

登場人物に一二三や春夏秋冬を漢字変換した名前を用いる事で工夫されていたが、それでも理解しづらかった。

物語終盤、302頁の人物相関図でようやく頭がスッキリ。

疲れました。




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