わたしは栞を挟まない|四つ葉の読書ブログ

旧友再会/重松 清【レビュー】

★★★

「あの年の秋」「旧友再会」「ホームにて」「どしゃぶり」「ある帰郷」
5話収録の短編集。

重松さんらしさ全開の1冊。

大きな事件や事故が起こるわけでもなく、どこにでもいそうな人々の日常が淡々と描かれている。

誰もが平等に年を重ねていくけれど、未来は良い事ばかりじゃない。

仕事の挫折、離婚による一家離散、親の病気や介護。

予期していない事が起こるのが人生だと言えばそれまでだけど、幸せだった時を回想する事で、余計に辛くなる事もある。

父が存命の頃、私が実家へ帰省し、再び自宅に戻る時の、あの寂しそうな後姿は今でも忘れられない。




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