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「サラダ記念日」で広く知られる歌人、俵 万智さんのエッセイです。
幼い息子さんとの言葉のキャッチボールが微笑ましく、自然に笑みがこぼれる様なあったかい文章で表現されています。
自分の息子の幼かった頃の事を思い出し、懐かしくしみじみと読めました。
「言葉」の使い方ひとつでこんなにも柔らかで幸せな気持ちになれるって、子供が発する言葉の持つパワーは凄い!
自省の意味も込めつつ無神経な言葉を多用する大人達に是非読んで欲しい一冊です。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。