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読んでいて幾度となく涙が溢れた。
亡くなられたミリさんのお父さんと自分の父を重ね合せ
そしてその時々の自分の気持ちがそのまま代弁されている様な錯覚に陥った。
父と最後に交わした言葉、父にしてあげたかった事、父に買って貰った物
思い出すと涙が溢れるので思い出さない様に文字を追っているのに
ダメだった。
ミリさん同様、自分にも後悔している事がたくさんあって
ちっとも満足出来るお別れではなかったけれど
そんな事はただの自己満足でありおこがましい事だったんだなと感じ
読み終えた後は自分の心の中が浄化された様な気分になった。
図書館本だったけれど、返却して数日後
私の本棚には「永遠のおでかけ」が並んでいる。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。