★★★★
「負け犬の遠吠え」の著者である酒井順子さんのエッセイ本
子供の有無に関しての作品は数々ありますが、重いテーマでありながらも独身で子なしの酒井さんの実体験を交えた鋭い切り口が中々痛快で共感出来ます。
「年賀状」「子供嫌い」「孫、姪」「SNS」「一人前」「諦め時」「一人で死ぬ時代へ」
「子ナシ男性の場合」「タネとプライド」など全部で22の項目がありましたが気になるトピックが盛りだくさんでした。
子供がいる人、いない人、諸事情で生まない人、生めない人
女性1人1人、事情は違うし、迷ったり悩む時期はあれど、人生のゴールには本人が納得する形になれば良いなと心底思えました。
子供に関しての過干渉は以前より減ったとは言え、まだまだ耳にする事も然り
それぞれが想像力と思いやりを持ってそれぞれの選択を認める事が出来たらもっと女性は楽になる様な気がします。
文中に登場するダイヤモンド☆ユカイさんの本も読んでみたくなりました。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。