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羊毛フェルトの比重/髙森 美由紀【レビュー】

★★

モヤモヤ×2。

主人公は手芸店・八戸クラフトに勤めて10年の根城紬・30歳。

職場では先輩社員の豊崎さんに日々理不尽な要求をされ、ダメンズ彼氏には良いように利用される。
特にこの彼氏の傍若無人ぶりには怒りがMax。

とっとと別れれば良いのにと思うが、紬は言いたいことも言わず彼の言うがまま。
まるでそれが美徳だと言わんばかりに。
モヤモヤとした感情を抱え、毎日をやり過ごす主人公に私がモヤモヤする。

心優しい義妹や大好きな羊毛フェルトがきっかけで風向きが変化した時はようやくホッとした。

いつかこの彼氏に天罰が下りますように。




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