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あいつも誰かに殺される/下村 敦史【レビュー】

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あいつも誰かに殺される [ 下村 敦史 ]
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★★★

412頁に渡る長編は悪意が充満していて、胸やけしそうだった。

Z世代に人気の BeReal を思わせる「リアリズム」アプリが物語の鍵を握る。

気に食わない相手の死を願うと、死神を意味する“タナトス”がその願いを叶えてしまう。

恨みや憎しみを抱えた人々が次々と登場し、中には依頼者本人こそ悪人というケースもあり、イヤミス のような空気が漂う。

SNSが普及し、便利さの裏で悪意が際限なく増幅していく現実を突きつけられた。

“タナトス”の正体を知りたい一心で頁を捲り続け、エピローグで明かされる特定班の存在に思わず息を呑む。




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