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おとなりさんなんて怖くない/田中 兆子【レビュー】

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おとなりさんなんて怖くない [ 田中兆子 ]
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★★★★

「沙央里の二拠点生活」
「夫がマンション理事長になってから」
「故郷に帰ってわかったこと」
「うさぎの道草」
「25歳と後期高齢者たち」
「掘り込みガレージのある家」

6話収録の独立短編集。

同じ富山県出身という親近感もあって、新作を心待ちにしている作家さんだが、今作も面白かった。

家は選べても、隣人は選べない。
住んで初めて気づくあれやこれ。

そんな人間関係の悲喜こもごもが、リアルかつシニカルに描かれている。

派手な展開こそないものの、人物の描き方がとても丁寧で、彼らの日常の風景がそのまま目の前に立ち上がってくるようだった。




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