★★★
装丁にズラリと並ぶ15人の作家名だけでテンション爆上がり。
今をときめく有名作家が勢揃いの本作は、2019年〜2021年に発表された短編作品を厳選したアンソロジーで、二ヶ月連続刊行の第一弾。
第二弾は昨年12月に発売された『奸計の遁走曲 最新ベスト・ミステリー』で、そちらも豪華なメンバーが顔を揃えている。
ただ残念な事に殆どが単行本に収録されたものでほぼ既読。
長岡弘樹さんの「0・00%の遺恨」は初読み。
酒気帯び運転で事故を起こした主人公の顛末を描いた作品だがスリリングな展開が面白い。
短編の名手の異名に偽りなし。

はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」