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殺める女神の島/秋吉 理香子【レビュー】

★★★

予測不能なノンストップイヤミス長編。

孤島に集められたのは、ビューティーコンテスト『ミューズ・オブ・ジャパン』のファイナリスト七名。
内面も美しいと思われた彼女達だが徐々にその化けの皮が剥がれていく。

そして起こるべくして起きた連続殺人事件。

合間に挟まれる救助者との会話でこの島から二名は無事脱出出来た事を確認するが、犯人もその動機も全く予想が付かず、終盤で明かされる真実には驚愕のち戦慄。

リアリティには欠けるがリーダビリティが高く本当の悪女を知りたくて一気読み。

フィクションならではの展開で秋吉ブラックを堪能した。




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