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オパールの炎/桐野 夏生【レビュー】

★★★

中ピ連、榎美沙子をモデルとしたフィクション小説。

1972年にピル解禁同盟「ピ解同」の活動を始めた女性だが、本作で初めてその実情を知る。

物語は塙玲衣子(榎美沙子)に関わった人達への取材形式で進んでいく。
塙の活動を正しい事だと捉えた人もいれば、恨みを抱えたまま生涯を過ごす人もいる。

美しい容姿を持ち、派手なパフォーマンスで時に脅迫めいた事もするが、根底に女性解放への強い想いが感じられた。

SNSのない時代でやり方に難はあったと思うが、1999年、日本でピルが承認された事で、ようやく彼女の願いが届いた事に安堵する。




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