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地雷グリコ/青崎 有吾【レビュー】

★★★★

「地雷グリコ」
「坊主衰弱」
「自由律ジャンケン」
「だるまさんがかぞえた」
「フォールーム・ポーカー」の5話とエピローグで構成された連作短編集。

噂にたがわぬ面白さだった。

子ども時代から慣れ親しんだ遊びの数々『グリコゲーム』や『だるまさんが転んだ』が、こんなハラハラする心理ゲームに変身するなんて。

次々と強者を打ち破る女子高生・射守矢真兎(いもりや・まと)から目が離せない。

真兎の友人・鉱田と共に、勝負の行方を見守りながら、ついでに推理も働かせたが、全く意表を突く展開に降参。

射守矢真兎、あっぱれ。
天才女子高生降臨。




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