★★★★
嗚呼、恐ろしい。
主人公は、結婚相談所でアドバイザーとして働く平山亜紀。
息子の小太郎が通う旭ヶ丘小学校と、亜紀の周辺で次々と起きる不可解な事件。
誘拐、無言電話、数々の嫌がらせ。
犯人は誰?その目的は?
誰も彼もが怪しい中、ミスリードされないように注意を払いながら読み進めた。
ミステリーとして、さほど目新しさを感じず、一体どこがホラーなのだろうと油断していた矢先、残り30頁となった所で本当の恐怖が訪れる。
想像を遥か超えた先にある真実に驚愕。
全ては計算尽く。
奴らの黒い糸でロックオンされた亜紀の行く末を見届けて欲しい。
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」
応募数92件 HN・よつば
松村 涼哉『僕が僕をやめる日』 第5回 レビュアー大賞 2020年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」
応募数599件 HN・よつば
辻村 深月『かがみの孤城』 第6回レビュアー大賞 2021年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」
応募数748件 HN・よつば
伊坂 幸太郎『逆ソクラテス』 第7回レビュアー大賞 2023年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
ブクログ BEST USER AWARD 2023 Silver賞 HN・よつば