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JK II /松岡 圭祐【レビュー】

★★★

『JK』に続く第二弾にして大好物の復讐物。

前作で両親を無残に殺害された有坂紗奈(後に江崎瑛里華と名乗る)が更にパワーアップして戻って来た。

今回、物語の中心となる舞台は渋谷109。
店内で薬物の受け渡しをする情報を手に入れた瑛里華は自分を亡き者にしようとしたヤクザ達に立ち向かう。

悪行の限りを尽くす救いようのない奴らに身一つで闘う瑛里華の姿が堪らなくかっこいい。
当てにならない警察組織に一切頼る事なく己の信念を貫き通す姿は凛々しいが、時に切なくもある。

強さと優しさを兼ね備え悪を成敗する彼女の動向から目が離せない。




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